高価買取されるヴィンテージライターとは

豆知識

本ページでは、ライターの買取について情報をまとめています。ダンヒルやデュポンなど、人気の高いブランドの情報や、売却前のチェックポイントを紹介していきます。

高価買取の対象となるライターとは

嫌煙ブームに押され、肩身の狭い思いを強いられている近年のスモーカー。しかしほんの数十年前まで喫煙は、国籍や性別を問わずに愛される大人の嗜みでした。たばこの先に火を点けるライターにも趣向が凝らされ、単なる付属品を超えた装飾品の域にまで、高められていたのです。

その魅力は、いまも衰えていません。以下に高価買取の対象となるライターの代表例を見ていくことにしましょう。

デュポン

1872年にパリで革製品店としてスタートした、老舗ブランド。当初は旅行用トランクなどの製品で人気を集めていましたが、20世紀に入ると、さまざまなジャンルのアイテムを手掛けるようになります。

同社が高級ガスライター「D57」をリリースしたのは、1952年のこと。そして現在に至るまで、洗練されたデザインのライターを次々に発表してきました。金や銀、そしてプラチナといった高級素材を採用しているほか、「カキーン」と響き渡る心地よい音も、デュポンライターの魅力のひとつです。

ダンヒル

1880年にロンドンで馬具専門製造卸売業としてスタートし、主に男性向けアイテムを展開している高級ファッションブランド。比較的早い段階からパイプなどの製品を手掛けていましたが、1950年代に発表した「ローラーガスライター」が、ダンヒルの評価を決定づけました。本体側部にあるローラーを回すだけの、手軽な着火を可能としたのです。

英国産のスパイ映画『007シリーズ』にたびたび登場し、コラボモデルを発表するなどのプロモーションも功を奏し、ダンヒルのライターは「ジェントルマンの代名詞」として特別な価値を持つようになりました。

カルティエ

1874年創業という長い歴史を持つ、フランスの高級宝飾ブランド。王家の宝石商として重用されていた実績があり、現在は腕時計の世界でも一流ブランドとして認知されています。

同社のライターの中では、1968年に発表されたローラー収納式のオーバル型が特に有名。また宝飾ブランドならではの洗練されたデザイン群には細身のモデルも多く、女性からの人気が集まります。

ジッポー

1930年代前半のアメリカでスタートした、オイルライターを専門的に製造するブランド。第二次世界大戦中、軍の納品依頼に応えたことから、全米に普及しました。綿球を納めたインサイド・ユニットを持つ構造が、特徴的。また外側ケースはシンプルな分、さまざまな装飾を施すことが可能となっています。

ダンディでエレガントなヨーロピアン・ブランドとは一線を画す無骨さが、ジッポーの個性。車やバイク、そしてロックンロールなど多様なカルチャーと交流しながら、人気モデルを発表し続けています。

ノーブランド、されど…

上記以外にも「カランダッシュ(スイス)」や「ロンソン(アメリカ)」など、著名なライターブランドが存在します。しかしノーブランド品だからといって、高価買取の対象から外れるというわけではありません。

例えば純金、純銀などのライターは、素材そのものに価値があります。また「個性的なデザインが時を経て、アンティークとしての価値を持つようになる」といったケースも考えられるのです。

古いライターの買取チェックポイント

「遺族の遺品を整理していたら、ヴィンテージライターが出てきた」、「禁煙を機に、ブランド品を売ろうと思う」など、ライター売却の理由はさまざま。以下に買取査定のチェックポイントを紹介しますので、知識を深めておきましょう。

機能や状態

「火を点ける」ことが、ライターの用途です。点火できない場合、まず理由の確認を。オイルやガスなどの燃料切れなら、無理に充填しなくても査定してもらえるでしょう。しかし機能そのものに問題があると査定額に響く、或いは買取不可というケースがあります。

ライターは未使用でも経年劣化が生じやすいため、売却を決めたら、なるべく早めに行動へ移してください。また本体の傷やスレ、汚れが少ないほど、美品として高く評価されます。

素材

「これは金のライターらしいが、純度まではわからない」というケースがあります。一流メーカーのライターでさえ「金や銀のメッキ加工」という体裁が一般的ですが、中にはデュポンの「タージ・マハル」や「ファラオ」のような、18金の超高級モデルも。そうなると査定額は大幅にアップします。

自宅での確認法としては「K18などの刻印はないか、チェックする」、「磁石を近づけ、反応を見る(金の純度が高ければ、反応しない)」などが挙げられます。

偽物ではないか確認を

ブランドライターには偽物が存在していますので、注意が必要です。売る人が気付かずに使っていたとしても、査定師の目まではごまかせません。

見分け方は各ブランドにより異なりますが「本体のブランド刻印」から「ガス注入口の蓋の裏の色」に至るまで、さまざまなポイントがあるようです。またギャランティカードや外箱などの備品も有力な判断材料となるので、本体と別に保存していた場合は、すべてセットで買取業者へ持ち込むようにしましょう。

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