「古い一眼レフカメラが自宅に眠っている」「新しい一眼レフカメラに買い替える」などさまざまな理由で今手元にある一眼レフカメラを手放そうと考えている方もいるでしょう。大切にしてきた一眼レフカメラは買取店で買取対象な場合もあります。ここでは一眼レフカメラのおすすめ買取店や買取に役立つ情報をお届けします。
一眼レフカメラを処分しようと考えている方はぜひ参考にしてください。
一眼レフカメラとミラーレスカメラの違い
カメラの販売店では一眼レフのほかにミラーレスのカメラが並んでいます。一見同じようにみえますが価格や特徴が異なるため、まずは一眼レフカメラとミラーレスカメラの違いを解説します。
一眼レフカメラ
一眼レフカメラにはカメラの中にレフと呼ばれる鏡が備えられています。レンズが捉えた景色を鏡に反射させてファインダー越しにリアルタイムに見られます。ファインダーから見られる景色はタイムラグが発生しないため、撮りたい瞬間にシャッターを切れるのがメリット。ミラーレスと比べるとカメラ自体が大きく重たくなります。
ミラーレスカメラ
ミラーレスカメラは名前の通りミラーがありません。レンズが捉えた景色は電子映像に変換されます。光学ファインダーや液晶モニターに映し出される電子映像を見ながら撮影します。撮影前に明るさや色味を確認できるのがミラーレスのメリットです。
また、一眼レフと比べて軽量でコンパクトなので持ち歩きやすいのもポイントと言えるでしょう。
シャッター回数とカメラの耐久性
一眼レフカメラはシャッターが切れる回数があり、耐久回数と呼ばれています。
耐久回数はメーカーや機種により異なり、その回数ちょうどにシャッターが切れなくなるということではなく耐久テストに基づいて設定されています。そのため、耐久テスト前に寿命を迎えることもあれば、反対に耐久回数を超えても不具合が出ずに利用できる場合もあるのです。
耐久回数はあくまで目安になりますが以下の回数が一般的です。
・エントリーモデル:約5~10万回
・中級モデル:約15万回
・上級モデル:約45万回
一眼レフカメラを売る際にシャッター回数は少ないに越したことはありませんが、それだけが買取価格に大きく影響するわけではありません。使用年数やカメラの状態、修理歴などさまざまな要素により総合的に判断します。
一眼レフカメラの保管とメンテナンス
大切にしてきた一眼レフカメラを売ると決意した場合、誰もがなるべく高価買取を狙いたいと思うでしょう。
一眼レフカメラを良い状態で保管したい場合にはいくつかのポイントを抑えておく必要があります。
高温多湿はNG
一眼レフカメラの保管場所は温度と室温に気を配りたいものです。温度は約18~20度で一定に保たれる環境が適しています。湿度は約30~50%が最適です。60%以上ある多湿の環境だとかびが発生しやすいため適していません。湿度が低い場所もグリスの乾燥やゴムの劣化を早めるためおすすめできません。
ほこりを避ける
温度や湿度のほかにほこりも一眼レフカメラの寿命に大きく関わります。特に大きなほこりを放置しておくとレンズのカビやくもりの原因になり画像に悪影響をおよぼすことも。
ほこりを防ぐために撮影後はお手入れしたり密閉ケースに保管したりと日頃から配慮するのがおすすめです。
一眼レフカメラ買取のおすすめ業者
一眼レフカメラは多くの買取店で買取をしています。ただ近いという理由だけで近所の買取店で一眼レフカメラの買取をすると買取額が低く後悔することも。ここではおすすめの買取店の特徴と買取一例を紹介します。
ベストライフ
ブランド品や着物、切手など幅広いアイテムを買取しているベストライフではカメラも買取対象です。
フィルム・デジタル関係なく査定してくれます。電池を入れても動かないカメラでもヴィンテージなら修理部品としての価値があるため買取対象です。
在籍している査定士は鑑定実技テストに合格したスタッフで、目の前で査定してもらえるので安心。独自の業者間ルートがあるため高価買取につながります。
査定の金額が思っていた以上にいかない場合でもキャンセル料はかからないため、手数料を気にせず査定依頼ができます。
スマホで売りたいカメラの写真を撮ってLINEに送ることで査定金額がわかるLINE査定のサービスがあるので気軽に査定金額だけでも知りたい方は利用してみてください。
【買取一例】
・RAIKA ライカ M3 100万番台 SUMMILUX 1:1.4/50 レンジファインダー:200,000円
・CONTAX コンタックス コンパクトフィルムカメラ T3:150,000円
・PENTAX ペンタックス 67Ⅱ 1:2.8 90㎜ 中判一眼レフ:82,000円
買取アローズ
カメラの宅配買取でおすすめの買取アローズは段ボールに売りたいアイテムを詰めるだけで自宅に集荷に来てくれます。店に持ち運んだり混雑を気にしたりする必要がありません。送料や査定料、梱包材などは無料でキャンセルも可能なので気軽に利用できます。
コストカットした分を買取査定額に上乗せするため買取額は業界最高クラス。
普段よりも30%アップなど期間限定のキャンペーンを行っていることもあるのでよりお得な買取が期待できます。
【買取一例】
・フジフィルム ミラーレス 一眼カメラ X-T3ボディシルバー:80,000円
・オリンパス OM-D E-M5 MarkⅢ ボディーシルバー:85,000円
・ニコン D500:120,000円
カメラデイズ
カメラデイズではカメラを段ボールに詰めて送るだけで査定してもらえます。実店舗を持たないことで余計なコストを削減し高額買取が実現。送料や手数料、査定料などが無料なのも嬉しいポイントです。
査定はカメラのプロが担当するため、価値を見極めて適正価格を引き出します。また、他社よりも1円でも低い査定額だった場合にはその旨を伝えることで高価買取価格を保証しています。カメラが到着後48時間以内に査定結果が届くスピード査定も特徴のひとつ。満足の査定額だった場合には24時間以内に入金されるため、早く現金が必要な場合にも役立ちます。
【買取一例】
・Nikon D7000 18-200 VR II レンズキット:60,000円
・Canon EOS 5D Mark III EF24-105L IS U レンズキット:200,000円
・SONY 70-400mm F4-5.6 G SSM II:85,000円
カメラの買取屋さん
カメラの買取屋さんでは、梱包や持ち運び不要の出張買取が利用できます。申し込みから即日最短で30分で利用でき、その場で現金化可能なのですぐに現金がほしい方の強い味方です。
電話での受付が22時までと遅くまで対応しているため、日中忙しい方でも申し込みできます。カメラ専門店ならではの知識豊富な査定士在籍と納得の買取金額が期待できるでしょう。出張にかかる費用や査定料などの手数料がかからないのも嬉しいポイントです。
【買取一例】
・NIKON F3
・LEICA DRP Ernst Leitz Wetzlar
リサイクルネット
ダンボールに詰めて集荷を待つだけの手軽さでカメラを査定・買取できます。送料や査定料、梱包材などは無料なので手数料を気にせず気軽に利用可能です。査定は専門の査定士が行うので安心ですね。
【買取一例】
・CANONデジタル一眼レフ EOS R:140,000円
・RF50mm F1.2L USM:180,000円
・RF35mm F1.8 マクロ IS STM:35,000円
高価買取のためのコツ
カメラを売るなら高く売りたいものです。ちょっとしたポイントを抑えておくことでカメラの高価買取につながります。ここでは高価買取のコツを紹介します。
売ると決めたらその時が売り時
中古のカメラは購入してから売るまでの期間が長くなるほど価値が下がる傾向にあります。不要になってから自宅に眠らせないで即買取店に査定に出すのが高価買取のコツです。
複数の買取店へ査定に出す
カメラを買取対象としている買取店ではそれぞれ査定額が大きく異なる場合があります。近くの買取店一か所だけに査定を出して決めてしまうと損をしてしまうことも考えられます。無料で査定ができる複数の買取店で査定を依頼し、比較検討しましょう。
簡単なお手入れをする
中古のカメラでも新品に近い状態ほど高価買取が期待できるため、売る前にできる限りのお手入れをするのは大切です。ただ、自分で分解したり過度なメンテナンスはかえって価値を下げる恐れがあるためNG。表面の汚れを落とす程度で大丈夫です。また、カメラの内側の劣化をなるべく防ぐために使用している時からほこりを防ぐために専用の密閉ケースに入れたり、専用のブロアーでほこりをはらうのも大切です。
保管場所の湿度や温度にも配慮すると良い状態をキープすることに役立ちます。
付属品も一緒に査定してもらう
売る際にはカメラ本体だけでなく箱や説明書なども一緒に査定を依頼することが高価買取につながります。
買取店でカメラを売る際は新品により近い物の方が需要があるため、箱は使用する際に不要でも売る際には買取金額に影響する大切なアイテムになります。
使わない付属品でも将来売ることを考えて大切に保管しておくことをおすすめします。
ほかのカメラやレンズをまとめて売る
カメラを集めていて手放すならバラバラで売るのではなくまとめて売る方が買取価格アップが期待できます。セットのレンズのほか、三脚や追加購入したレンズはまとめ売りとして需要があります。買取店側も買取額をアップしやすいと言えるでしょう。
一眼レフカメラ買取時のよくある質問
買取店を利用したことがない方にとっては利用方法がわからず不安になったりさまざまな疑問を抱いたりすることでしょう。ここではカメラを売る際の疑問と質問を紹介します。
Q:動かなくなったカメラ、シャッターが切れないカメラなどは売却不可ですか?
A:ヴィンテージのカメラは修理部品としての需要があり、メーカーによってはレンズだけでも価値がある物が多い為、動かないカメラでも喜んで買取させていただきます。
Q:メンテナンスって何??
A:ちょっとしたお手入れや修理のことを指します。
Q:売り時は??
A:今です!
上記にも記載した通り、海外需要が高まっている今が売り時です!需要が下がってしまう前に、まずはお見積もりをおすすめします。
Q:長い間動かしてないけど壊れているかも・・・
それも買取してくれるの?
A:起動確認はお店でおこないますのでそのままの状態でお持ちください!
まとめ
「写真を撮るのが趣味で一眼レフカメラを集めているけど整理したい」「実家を片付けていたら古いカメラが出てきた」などさまざまな理由で一眼レフカメラを手放そうと考えている方はいるでしょう。
一眼レフカメラは古くても動かなくても部品での需要もあるため、買取店で買取対象となる場合があります。古くて動かないから売れないだろうと初めから諦めて処分してしまうのはもったいないです。
ベストライフでは無料で査定してくれるため、まずは気軽に査定を検討してみてください。