過剰な期待は禁物!? 靴買取の前提と可能性を知る

買取について

本ページでは、靴やスニーカーの買取について調べています。靴の種類により異なる事情や、高額査定のポイントについても紹介します。

靴やスニーカーは高額買取が期待できない?

足元を彩る靴は、スタイルの大きなポイントとなり得ます。ハイブランドはもちろん、靴を専門的に製造販売しているブランドも多いので、より良い一足を探そうと思えばキリがないほど。値段も決してお安くはありません。しかし靴を売る際は、思うほどの高額査定が期待できない様子。その理由はいくつか挙げられます。

  • 地面に直接触れるため、一度でも足を通すと傷みやすい。
  • サイズの幅が広いため、中古品を探している人がいても、ぴったりと合致しない。
  • 靴のタイプによっては、季節需要に左右される。

サイズを問わないブランドバッグや、1年中使える貴金属、腕時計に比べると、リユースシューズの需要は低くなっています。例えばブランドバッグの場合、買取査定額が購入時の50%以上になることも珍しくありませんが、ブランドシューズの場合は20%程度で推移するのが、一般的。こうした傾向は、アパレルの買取に似ています。

それでも「ほとんど履いていない、高級ブランドのハイヒール」といったお宝が自宅に眠っているケースはあります。過剰な期待は禁物かもしれませんが「捨ててしまうのは、もったいない!」と感じるのも当然。以下に買取の傾向を靴のジャンルごとに紹介しますので、少しでも条件の良い買取を実現させていきましょう。

ブランド靴買取の場合

靴の買取の中で、最も高額な買取が実現するのがブランド靴。売る際は、外箱や保証書をセットで持ち込むと、査定額がアップします。購入時に捨ててしまわず、セットで保管するよう心掛けておくと良いでしょう。なおブランド靴には、以下のようなジャンルがあります。

海外のハイブランド

ルイ・ヴィトンやシャネル、グッチやエルメス、そしてディオールなど、ヨーロッパ発の定番ハイブランドの多くが、シューズを発表しています。また比較的歴史の浅いプラダ/ミュウミュウなどのブランドシューズにも安定した人気があり、買取対象となるでしょう。

靴に高い専門性を持つ海外のブランド

先述のハイブランドは、アパレルからバッグまで多岐に渡る商品をラインナップしていますが、靴に高い専門性を持ち、世界から認められたブランドもあります。フランスの「クリスチャン・ルブタン」がその筆頭に挙がるほか、マレーシア出身の靴職人の名を冠した「ジミー・チュウ」、そしてイギリスの「トッズ」なども高い人気を博しています。これらのブランドシューズも、買取の対象です。

ドメスティック・ブランド

日本国内にも、高品質な靴を製造販売するブランドがあります。女性靴の「ダイアナ」や「オデット エ オディール」、男性の革靴が高い知名度を誇る「リーガル」などは、その代表例。海外のハイブランドに比べ査定額は落ちるものの、買取の対象となります。

スニーカー買取の場合

若年層を中心に高い人気を誇るスニーカーは、その履きやすさが魅力。しかし近年、ストリート・カルチャーにさまざまな価値が付与された結果「例え高いお金を出しても、特定のモデルが欲しい!」という需要は高まっています。

スニーカーはスポーツやブラック・ミュージックなどの文化と親和性が高く、買取現場にもアップデートされた専門知識が必要とされます。あまり実績のない買取店へ持ち込んでしまうと、不当な査定額を提示される可能性がありますので、要注意。また人気ブランドの商品には、模造品が数多く出回っています。スニーカーを売る際はハイブランドの靴同様、外箱や保証書のセット持参が大切となってくるでしょう。それでは以下に、代表的な人気ブランドを見ていきます。

ナイキ

「エア・ジョーダン」や「ハイダンク」など、人気の高いシリーズを数多く生み出しているナイキは、買取対象の筆頭に挙がるブランド。また別ブランドからアニメまで、幅広い対象とコラボレーションした限定モデルは希少性が高く、数万円台の値が付くことも。

アディダス

ナイキに次ぐ人気ブランド。テニス選手の名を冠した「スタンスミス」や「スーパースター」など、数多くの人気シリーズを生み出しています。またナイキ同様、別ブランドとの限定コラボモデルが数多く存在します。

ハイブランドのスニーカー

スニーカー人気を受け、ハイブランドも製造販売に乗り出しています。グッチやエルメス、フェンディやアレキサンダー・マックイーン、そしてサンローランやルブタンなど、枚挙に暇がありません。これらももちろん、買取対象となるでしょう。

ノンブランド靴買取の場合

特定のブランド商品でなくても、買取の対象となる場合がありますので、以下に見ていきましょう。ただし破損や汚れ・匂いなどがある場合、査定の対象から外れてしまうことが多いので、売るのはあきらめて処分した方が良いかもしれません。

ビジネス用の革靴

例え有名ブランドの商品でなくとも、本革を使用したビジネス靴やローファーは買取の対象となります。査定額は高くても1,000円程度ですが、あきらめずに持ち込んでみましょう。

季節需要が高い商品

サンダルやブーツなど、特定の季節やシーンで活用する靴は、買取の対象となります。ただしこちらも、革など良質の素材で作られた靴であることが条件。またジャンル内で人気の高い「ドクターマーチン」、「ビルケンシュトック」などのブランド商品は、歓迎されます。さらに「冬場に需要が高まる靴は、秋~初冬に売る」など、タイミングを見計らうことが大切となってきます。

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