本ページでは、商品券やギフト券の買取について紹介しています。高価買取が実現する時期やタイミングについても、調査しています。
買取される商品券やギフト券の種類
商品券やギフト券はどこでも使用できるわけではありませんが、特定の店舗やネットショップでの支払いにおいては、紙幣と同等の価値を発揮します。
お祝いやプレゼントにお金そのものを贈るのは無粋なので「商品券やギフト券に換えて贈答する」という利用法が、一般的。自宅で眠っている商品券も、元を正せば「誰かからいただいたもの」であるケースが多いようです。
以下の種類は、商品券やギフト券の代表例です。
- 商品券(全国百貨店共通券、伊勢丹や小田急など特定百貨店の商品券、セブン&アイ共通商品券など)
- 信販系ギフト券(JCB、VISA、UC、VJAギフトカードなど)
- 旅行券(ANA、JAL、JTB、近畿日本ツーリスト、JR東海ツアーズなど)
- その他(図書カード、QUOカード、ビール券、アマゾンギフト券など)
商品券やギフト券の売り時を知る
使わない商品券を自宅に保管したまま、という人は多いようです。例えば特定百貨店の商品券は、わざわざ店舗へ出向くまで利用できません。しかし買取業者に持ち込むことで、どこでも使えるお金に換えられます。その換金率は85~95%の間で推移しており、日々変動している様子。どうせなら最高の換金率を狙いたいところです。
年間で商品券/ギフト券が高価買取される時期
先述の通り、商品券やギフト券本来の購入目的は「贈答」であることが多いようです。このためお中元やお歳暮の時期、そしてお祝い事の多いシーズンには購入の需要が高まります。こうした動きに比例して、買取率も上昇すると考えてよいでしょう。また旅行券の場合は、年末年始や連休など、まとまった休日の前に購入希望者が増加します。
ただ近年は新型コロナウィルスの感染拡大に伴い、従来の消費行動に乱れが生じやすくなっています。外出や旅行を自粛する人が多いため「本来なら高く売れる時期のはずなのに、換金率が停滞している」という現象も見受けられるようなのです。
換金率は、買取業者内の在庫状況によって変動するもの。売却を決めたら、まず複数の業者に電話などで連絡し、当日レートの相見積もりを取ることをおすすめします。
月間で商品券/ギフト券の高価買取が期待できない時期
「商品券の換金率が上昇する時期は、イベントシーズンに連動している」という現象は理解しやすいため、年単位での予想は比較的容易です。しかし、月内にも換金率の変動があります。一体何が原因なのでしょうか?その理由を平たく言うと「金欠」になります。
月内の支出をきちんとやり繰りし、ある程度の貯蓄を持つ人には理解しがたいかもしれませんが、世の中には「給料日前に、現金が足りない」という理由から自転車操業を余儀なくされる人が数多くいます。そんな時、頼れるのはクレジットカードのキャッシング。しかし「その限度額さえすでに超過した」という人が、窮余の一策として活用するのが「クレジットカードのショッピング枠内で商品券やギフトカードを購入し、売却したうえで現金化する」という方法なのです。こうした動きが月内で活発化するのが、以下の時期。
- 給料日(一般的には10日、25日、月末などが多い)の数日前
- クレジットカードの決済日後(一般的には月初の前後3日間程度)
「給料日前で現金がない」、「前月分が決済され、利用限度額が回復した」という2つの理由が原動力となり、商品券/ギフト券を売却する人が増加します。ですから上記の時期は「換金率が低下する」と考え、回避しなくてはなりません。
「一般的な給料日の数日前と、月初の前後3日間程度は、売却を避ける」という前提を理解し、より良い買取日を設定するよう心がけましょう。
高価買取される商品券やギフト券の条件
ここまで主に、商品券やギフト券が高価買取される時期について調べてきましたので、以下にそのほかの条件を見ていくことにしましょう。
一般的な人気が高い
特定の店舗でしか使用できない商品券より「全国百貨店共通商品券」の方が人気は高いため、高価買取が実現しやすくなります。またビール券や図書券など、特定商品の購入でしか使用できない商品券より、汎用性の高い信販系やアマゾンギフトカードの方が高価買取されやすいでしょう。
未使用で有効期限内
QUOカードなど使用がひと目でわかる商品券は、基本的に未使用品でないと買取対象になりません。また有効期限が設定されているカードは、残期間に余裕があるほど査定額が高くなります。売却を検討している場合は、早めに実行しましょう。
限定デザイン
キャラクターや芸能人がデザイン内で使用されている商品券/ギフト券には、プレミア価値が付与されることも。こうしたケースでは、額面以上の高価買取も実現します。
保存状態が良い
汚れや損傷のある商品券は、買取対象外となってしまうことがあるので、要注意。「折れ曲がっている」、「表面のミシン目に切れ目が入っている」などのダメージが生じないよう、より良い状況で保管しておくことが大切です。