■目次
バッグの持ち手には手垢が付きやすく、表面や側面は摩擦による色落ちが起きてしまいがちです。これらの問題は、日頃のお手入れで解決できるため、正しい方法を覚えておきましょう。
今回は、ブランドバッグを長持ちさせるためのお手入れ方法について具体的に解説します。
まずは、ブランドバッグのお手入れ方法の手順をご紹介します。
最初にブランドが推奨するお手入れ方法を調べてください。公式ホームページの「商品紹介ページ」や「ケアガイド」にお手入れ方法が記載されています。
Hermes(エルメス) | FAQサイト「エルメスのレザーバッグやレザーアイテムのお手入れ方法を知りたい」 |
CELINE(セリーヌ) | 公式サイトの各製品ページの詳細情報 |
LOEWE(ロエベ) | ケアガイド「バッグ&レザーグッズ」 |
LOUIS VUITON(ルイ・ヴィトン) | 公式サイトの各製品ページの詳細情報 |
CHANEL(シャネル) | ケアガイド「ハンドバッグ5つのケアアドバイス」 |
FURLA(フルラ) | ケアガイド「製品のお手入れについて」 |
ブランドバッグのお手入れ方法は素材に応じて変わります。そのため、商品ページで素材を確認してください。長持ちさせるためにも、どの素材に該当するかを確認してお手入れ方法を覚えておきましょう。
[主な素材]レザー、スエード、エネメル、ナイロン、フェイクファー、ベルベッド、PVC、カウハイド、キャンバス、シルク、ウールなど
ブランドバックの状態に応じたお手入れをしてください。新品のバッグでキレイな場合は自宅ケアによるお手入れで十分です。
その一方で、経年劣化で傷や色落ちが気になってきたら、リペアを検討してください。状態が悪化すると修復不能になることがあるため、メンテナンス依頼することをおすすめします。
各ブランドでリペアの無償期間、修復料金が異なるため公式サイトをご覧ください。
次に、素材別のブランドバッグのお手入れ方法をご紹介します。今回は人気がある「レザー」「エナメル」「ナイロン」「スエード」のお手入れ方法を説明していきます。
※クリーナーは底面でテストして使用してください。
[ポイント]
レザーはホコリが付きにくい素材のため軽く拭き上げるだけで問題ありません。しかし、日光に当たり乾燥すると、ひび割れを起こすことがあります。ひび割れを防止するためにオイルケアをして潤いを与えましょう。乾燥したレザーに潤いや油脂分を与えることで艶が出てキレイになりますよ♪
※クリーナーは底面でテストして使用してください。
[ポイント]
エナメルバッグは静電気でホコリを集めてしまう素材のため、ブラシでホコリを取り除いてください。ホコリが付いたまま、バッグを磨くとエナメルが傷つきます。また、エナメルは高温多湿に弱いデリケートな素材のため、風通しの良い場所に保管してください。保管場所に気をつけることで、ベタツキの悩みを解決できますよ♪
[ポイント]
ナイロンバッグは水による収縮がなく型崩れしにくいと評判です。また、水に濡れても乾きやすくシワになりにくいため、洗濯しやすい素材として知られています。しかし、ナイロン以外にポリエステル・コーデュラ・エナメル・ビニールなどの合成繊維が使用されていることもあります。大切なブランドバッグを傷めないためにも、洗濯表示は必ず確認してください。ブランドバッグは手洗いしましょう♪
[ポイント]
スエードはカビや油汚れが気になったときにお手入れをしてください。しかし、水を含ませたスポンジでバッグ全体を濡らして失敗したくないという方もいるかもしれません。そのような場合はブランドのリペアサービスを利用すれば不安が解消されるはずです♪
ブランドバッグのお手入れで落としきれない汚れや傷に悩んだら、リペアサービスを利用してみてください。
各ブランドが提供するリペアサービスでは、以下のような修復ができます。
アトリエと同じ卓越した技術を習得した専属の職人が純正の部材を使用して、1点1点丁寧に修理してもらえます。各ブランドでリペアサービスの内容は異なるため、公式サイトを確認してください。
修理期間は、約1ヵ月~約2か月程度かかります。
ブランドバッグのリペアは、ブランドで依頼をしてください。ブランドにリペアを依頼することで純正の部品で交換してもらえます。稀にリペア専門業者にブランドバッグの修復を依頼する方がいますが、純正の部品ではありません。バッグの価値を維持したい方は各ブランドが提供するリペアサービスをご利用ください。
今回はブランドバッグのお手入れ方法をご紹介しました。大切なブランドバッグを長く愛用するために、正しいお手入れ方法を知っておきましょう。ブランドの公式ホームページを確認した上で、素材別のお手入れをしていけば、長く愛用できます。
また、キレイな状態でブランドバッグで使い続ければ将来的に売ることもできます。ぜひ、お持ちのバッグのお手入れをしてみてくださいね♪