ロレックスの定番シリーズ「デイトジャスト」。
デイトジャストの売り時を知りたいという方もいるのではないでしょうか。そこで、今回はデイトジャストの価格推移をもとに、売り時を紹介していきます。
ぜひ、参考にしてくださいね。
ロレックスデイトジャストは、1945年から続く長い歴史を持つシリーズです。日付を確認できる小窓が付いているのが特徴で、現在はさまざまなバリエーションを展開しています。
また、サブマリーナやデイトナなどのスポーツモデルとは異なり、デイトジャストはドレスモデルにあたります。さまざまなシーンに馴染むスマートなデザインで、ロレックスといえばデイトジャストのデザインをイメージする方も多いでしょう。
流行に左右されない時計ということで、デイトジャストは人気の高いシリーズです。
それでは、ロレックスデイトジャストの価格推移を見ていきましょう。
なお、ここでは価格.comのデータを参考としてグラフを作成しています。
5つのモデルの価格推移を見ていくと、多少の上下はあるものの、ほぼ右肩上がりに価格が推移しているようです。
特に2022年に入ってからは大きく価格が上がっており、一年前と比べると約1.5倍の価格になっていることがわかります。
データを見ると、ロレックスデイトジャストの価格は上昇していることがわかります。それでは、なぜこのようにロレックスデイトジャストの価格が上昇しているのでしょうか。その背景を解説していきます。
ロレックスの価格変動に関しては、主にデイトナ・GMTマスターII・サブマリーナ・エクスプローラーⅠ・Ⅱなどのスポーツモデルが注目されていました。スポーツモデルは価格が乱高下するため、価格の動きが話題に上がることも多かったのです。
しかし、デイトジャスト・デイデイト・チェリーニなどのドレスラインの価格は大きな動きがありませんでした。特にデイトジャストは安定した人気があり、普遍的な価値を持つモデルとして知られています。
先に「デイトジャストの価格は安定している」と述べましたが、近年、デイトジャストの価格はじわじわと右肩上がりを見せています。
その背景にあるのが、ロレックス全体の価値上昇です。
ロレックスは、これまで何度か値上げしてきました。耳新しい値上げといえば、2021年8月、そして2022年1月の価格改定でしょう。そもそも定価が上がってきているため、ロレックスの価値も上がっているのです。
さらに、新型コロナウイルスの流行も影響しているといえるでしょう。最近は、メーカーによるモノの製造が滞り、人やモノの流れも制限され、あらゆるモノの供給が下がっています。ロレックスも例に漏れず、手に入りにくくなっているのです。
また、デイトジャストそのものの価値が上がっているだけではなく、「スポーツモデルが高すぎて手に入らないから、デイトジャストにしよう」という人も増えつつあり、デイトジャストの需要が上がってきています。
これらの要因から、デイトジャストの価値が上昇していると考えられます。
価格が上昇し続けているロレックスデイトジャストですが、売り時はいつなのでしょうか。売るのにおすすめなタイミングを見ていきましょう。
ロレックスやオメガ、ウブロなどの海外産の高級腕時計は、円安の時期に売ると高値で売れやすくなります。海外の商品は、為替レートが価格に影響するためです。
そのため、ロレックスの場合は
円高:買い時
円安:売り時
と考えるとよいです。
ちなみに、2022年2月現在、円の価値は円安傾向にあります。そのため、買い時か売り時かでいえば「売り時」です。
メーカーが価格改定を行い、値上げされたタイミングも売り時といえます。
それというのも、値上げされたということは「価格が上がっても購入されるくらいに需要が高い」ということだからです。需要が高いということは、価値が高いといえます。
ロレックスは、直近では2022年1月に値上げを行っています。そのため、今が売り時といってもよいでしょう。
ロレックスデイトジャストを売りたいと考えている方は、ぜひベストライフにお任せださい。無料で査定できるので「とりあえず買取価格を知りたい!」という方も、気軽に相談してくださいね。
ロレックスデイトジャストはスポーツモデルのような急激な価格変動がなく、少しずつ価格が上がっています。
そのため、少し待ったほうが高値で売れるということもあるでしょう。すぐに換金したいと考えていない場合は、長い目で相場を観察するのもおすすめです。
ロレックスデイトジャストの価格は安定しているものの、右肩上がりに徐々に推移しています。現在は売り時といえますが、すぐに換金する必要がなければ少し待ってみるのもよいでしょう。