
お客様の声 ― 古澤裕子さん(大阪府港区)

大阪府港区にお住まいの古澤裕子さんは、ある日、思い出深いルイヴィトンのバッグをたずさえて来店されました。その後、1年以上ベストライフをご利用いただいている古澤さんに、くわしいお話をお聞きしました。 |
■ 古澤裕子さんのご紹介 |
― よろしくお願いします。まずは自己紹介をお願いいたします。
古澤裕子です。29歳、独身です。
1年ほど前に、ルイヴィトンのショルダーバッグを買い取っていただいたのがきっかけで、それから月に1〜2回のペースで、ベストライフにいろんなものを持ち込んでいます。
最近は、ルイヴィトンのポーチと、友達から預かったシャネルのカンボンラインの財布を買い取ってもらいました。
― やはりブランドものが多いのですか。
いいえ、そんなことはないですよ。ノーブランドのスカートとか、着古したTシャツとか…。値段のつかないものも、けっこう持ってきてますね。友達の家に、新品のままずっと置いてあったヘッドフォンを引き取って、その足でここへ持ってきたこともあります。そうしたら、箱の裏に「2980円」って値札シールが貼ってあって。お店のみなさんに爆笑されました(笑)
私、ベストライフに来るのがいつも楽しみなんです。
■「ベストライフに来るのがいつも楽しみなんです」 |
― ベストライフにお越しいただくのが楽しみとのことですが、その理由をくわしく教えていただけますか。
![]() 「トークが目的で、ベストライフに来てます」(古澤さん) 「でも、買取り額もかなり気にされてません?」(丸山) |
いま流行っているブランドとか、値崩れしない商品とか、いろんなお話が聞けるんですよ。とくに、いつも担当していただいている丸山さんは話がおもしろくって、人生相談までしちゃったり(笑)
ベストライフ丸山 と言いつつ、買取り額も気にされてますよね? やっぱりお持ち帰りになられた商品もありましたが…。
あれは、ノーブランドのデニムでしたよね。あのときは、丸山さんから、「かっこいいけどデザインが個性的すぎて、値段がつきにくい」という説明があって。「この金額になるのなら、はいてあげるほうがいいんじゃないですか」ともすすめられて、そうかー、と思って持ち帰りました。
でも、やっぱりはく機会がなかったんです。友人に譲ったら、サイズが合わなくて、また私のもとに戻ってきたりして。結局、うちで眠っているよりは…と思ってベストライフで買い取ってもらいました。
ふりかえると、思い出のある買い取りがたくさんありますよ。
■ 「そのバッグにはいろんな思い出がありました。だけど…」 |
― 一番思い出深い商品はなんでしたか。
はじめてベストライフさんに持ち込んだ、ルイヴィトンのモノグラムのバッグです。27歳のとき、はじめて自分で買ったブランドのバッグでした。ものすごく気に入っていて、毎日のように持ち歩いていたんです。
― そんなに気に入っていたバッグを、なぜ売ってしまったのですか。
「自分、なに格好つけとんねん」って、思ったんです。
たまたま、社会的にものすごく成功された立派な方とお話しする機会があって、刺激を受けたんですね。その方も、ブランドの素敵なバッグやスーツに身を包んではいたんですけど、それ以上に、ご本人の人間的な厚みや威厳を感じたんです。
自分のことが、なんだかはずかしくなっちゃって。器として成長していないのに、バッグだけ一人前に格好つけて…。それから、ぱったりそのバッグを持ち歩かなくなりました。
で、売ってしまおうと決めて。
― なるほど。でも、いつかまた使う日までしまっておこうとは思わなかったのですか。
そのバッグにはいろんな思い出がありました。だけど、バッグが目の前にあると、その思い出にしがみついちゃう。いつまでもあまえて成長できないような気がしたんです。だったら、思い切ってバッサリ消してしまって、次の目標に向かってふりかえらずに歩いていこうって。
だから、気に入ってはいましたが、売ることにしました。
― 実際に買い取りに出されて、どのようなお気持ちでしたか。
![]() 「思い出のモノグラムも、 スッパリ売って気持ちが晴れました」 |
でも、親切で明るく対応していただいて、買い取り額にも、満足できました。使い古していたのでそんなに高額じゃなかったですけど、もともと欲もなかったですから。逆に、スッパリ売ってしまえたことで、気持ちが晴れました。
ベストライフ丸山 そんな背景があったとは、はじめて知りました。古澤さんがはじめてご来店されたときの光景は、よく覚えていますよ。バリバリにメイクされて、高そうな洋服に身を包んでおられて、高いヒールをはいて、どこにも隙のない女性でした。
最初は、「ボロ見せたらあかん!」と思って、ものすごく気合い入れて来てました(笑)
でも、丸山さんと話しているうちに、だんだん飾る必要なんかないんだなって思って。ものすごく気分がラクになりましたよ。いまでは、自転車で鼻歌うたいながら来る感じです。
■「本当に必要なものだけを身のまわりに置いて、スッキリしたい」 |
― 以前からリサイクルショップはよく利用されていたのですか。
いいえ。売るのはベストライフがまったくはじめてでした。
それまでは、洋服も物もどんどん捨てていたんですよ。でもある時、友人に「あんた、アホやで」って言われて。友人は、リサイクルショップをよく利用していたみたいで、「捨てることを考えたら、たとえ1円でも10円でも、売ったほうが賢いよ」という話を聞いてものすごく納得したんです。
うちには、着なくなったり使わなくなったものを放り込む段ボールが置いてあるんですけど、満タンになって捨てるたびに、いつも「もったいないなあ…」と思っていました。洋服なんかは、単に趣味や流行が変わって着なくなっただけで、やぶれたり汚れたりしているわけじゃなかったですから。
― それはたしかに、もったいないですね。
そうでしょう。でも、かと言って、1年も2年も袖を通さない洋服はクローゼットのなかにしまっておきたくないんです。家のなかをごちゃごちゃさせたくないんですよ。
私の両親は、私とは正反対の性格で「とっておいたら、何かのときに使えるやん」という考え方で、靴の箱やお店の袋までとにかく捨てずにしまっておくタイプなんです。でも、そういうのに限って、日の目を見ることがないでしょう? 押入れの中で何年も眠って、挙句、カビが生えたりして(笑)
だったら、本当に必要なものだけを身のまわりに置いて、スッキリしたいと私は思います。
■ はじめての来店は不安がいっぱい…でも「普通のショップやん!」 |
― ところで、ベストライフを知ったきっかけはなんでしたか。
インターネットですね。「破れたバッグ・粘ついたバッグも大歓迎」って書いてあって、本当かなあと思いながら、とにかく来てみました。そうしたら、お店の方の対応がほんとうによくて。思い出のあるバッグでしたから、変な人が出てきたらイヤだなーという不安もちょっとあったので、安心しました。
― 「変な人が出てきたら」とは、どんな想像をしていたのですか。
最初は、昔の質屋さんのイメージしかなかったんですよ。狭くて暗い、人目につかない路地にあって、無愛想なオヤジとかが出てきて…(笑)
でも、ベストライフはぜんぜんちがいました。きれいで明るくて、「普通のショップやん!」って。
人も明るいんですよ。鑑定士さんは、みなさん、さわやか系ですよね。トークもおもしろいし。
それで、もう1年間も通いつづけています。
■ 「トークはめちゃくちゃおもしろいんですけど、査定は真剣にやってくれます」 |
― 1年間通いつづけていただいている古澤さん、ベストライフのいいところを教えてください。
まず、信頼できます。トークはめちゃくちゃおもしろいんですけど、査定は真剣にやってくれます。それまでさんざん盛り上がっていても、一気に口数が減って…。
買い取り額が低かったときも、粗探しするようなイヤミはまったくなくて、理由を淡々と説明してくれるので、納得できますし、気持ちがいいです。
だから、また新しいお店へ持っていって不安になるぐらいなら、ずっとベストライフにお願いしようと思っています。
■ これから利用される方へのアドバイス |
― はじめてブランド買い取りを利用される方へのアドバイスがあればお願いします。
私の経験から言えば、変に緊張せず、かまえず、「捨てるぐらいなら」という気持ちで行ってみたらいいんじゃないかなと思います。
ぜんぜん怖いところじゃないですから。
あとは、迷っている品があるなら、ふりかえってみて過去1年間使っていなければ、もう売っちゃったほうがいいです。さっぱりしますよ。
私は、売ったお金を貯金にまわしたり、新しい服に買い換えたりして、また満足しているので、「売らなきゃよかったー」ということもないです。
■ 最後に |
![]() 「これからもよろしくお願いします!」 |
いつも、安いものばっかりなんですけど、早く、ド〜ンとすごいもの持ってこれるようになりたいです。「私こんなに一人前になりましたよ!」みたいな。
将来は、鑑定士さんが汗かくような、むっちゃ高級な時計を売りに来たいです。
ベストライフに、いいものを売りにくるのが目標です!
古澤裕子さま、本日は貴重なお話をありがとうございました。
※ 取材日時 2009年10月
