1854年フランス創業のハイブランドといえばルイ・ヴィトン(Louis Vuitton)。オシャレに興味がない人でさえ知っている、知名度・人気共に世界No.1のハイブランドですよね!
ルイ・ヴィトンのアイテムはブランドを象徴するロゴや柄が印象的です。モノグラム柄は「ブランド品」と聞いて真っ先にイメージする方も多いのではないでしょうか?
今回はそんなルイ・ヴィトンの定番柄モノグラムとその種類について解説していきたいと思います!
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ルイ・ヴィトンといえばモノグラム
ルイ・ヴィトンを象徴する柄といえば、やっぱりモノグラム。
背伸びして10代の時にモノグラムのお財布を買ったという方も多いのではないでしょうか?ハイブランドのロゴアイテムは持っているだけで気分が上がりますよね!
創業者のイニシャルLとVを合わせたロゴに花と四つ葉、星のモチーフを規則的に並べたモノグラムパターンは1896年に誕生しました。日本の家紋にインスパイアされてデザインされたモノグラムパターン、いまではルイ・ヴィトンの家紋と言っても良い存在になりましたね!
ルイ・ヴィトン『モノグラム柄』の種類とは?
日本では「モノグラムパターン」や「モノグラム柄」などと呼ばれているモノグラム柄のシリーズですが、公式では素材ごとに「モノグラム・キャンバス」「モノグラム・アンプラント」などとカテゴライズされています。
モノグラム・キャンバス
上記画像のシリーズはモノグラム・キャンバス…モノグラムシリーズを代表するタイプですが、実はレザーではなく塩ビ(塩化ビニル)素材でできています。コットンベースのキャンバス地に塩化ビニルでコーティングすることで、丈夫で軽く扱いやすい素材になっています。
塩ビは化学薬品に弱いので、香水や消毒ジェル、レザークリーナーなどが付着するとはがれや色落ちなどのトラブルの原因になります。しかし、それさえ気をつければレザーよりも丈夫なので、特にお手入れしなくても、長い間きれいな状態で使えるのが魅力です。
通常のモノグラム・キャンバスの配色を逆さにしたモノグラム・リバースというシリーズや村上隆とのコラボをはじめとした有名人とのコラボアイテムも人気ですね!
モノグラム・アンプラント
同じモノグラム柄でも、モノグラム・アンプラントは、カーフレザー(仔牛の革)にモノグラムパターンを型押しして作られています。2010年に発表されるや否や、ロゴが目立たない上品なデザインが世界中で人気を博し、定番アイテムとして定着しました。
ポップなピンクやレッド、定番のノワール(黒)やクレーム(クリーム色)などカラー展開も豊富です。
最近では、モノグラム柄の部分にプリント加工でカラーが入っているものも人気があります。
モノグラム・ヴェルニ
日本ではモノグラム・キャンバスなどのモノグラム柄アイテムとは別に「ヴェルニ」と呼ばれて人気の高いシリーズです。こちらも柄としてはモノグラムの仲間になります。
ヴェルニは1998年、ルイ・ヴィトン初のプレタポルテコレクションのために、当時クレイティブ・ディレクターだったマーク・ジェイコブスが新たに生み出したラインです。上品なのにポップで鮮やか、革新的なのに伝統を重んじたデザインが、高く評価されました。
ヴェルニとはフランス語でエナメル素材のことを指します。柔らかなカーフスキンにエナメル加工を施すことで、独特の光沢感が生まれます。雨に濡れてもシミになりにくいので、お手入れが簡単そうに見えますが、実はモノグラム柄の中では一番耐久性が低く、大切に使わないと劣化してしまいます。
モノグラム・キャンバスが使われている人気バッグ
ルイ・ヴィトンを代表するモノグラム柄ですが、塩ビ・レザー・エナメルなど様々な素材で作られているんですね!
その中でも一番人気で知名度の高いモノグラム・キャンバスが使われている人気のバッグをご紹介します!
ネヴァーフル
ルイ・ヴィトンのバッグの中でも人気が高いネヴァーフル。Never Fullの名のとおり、容量が大きいのが特徴です。
書類やタブレット、ポーチを入れてガンガン使っても、丈夫で軽いモノグラム・キャンバスなら傷付きにくいので安心ですね!
アルマ
コロンとしたフォルムが可愛いアルマ。こちらもモノグラム・キャンバスが定番です!持ち手や底のヌメ革がシックでオシャレです。
アルマシリーズの中でも小ぶりで持ちやすいアルマBBは、レザー素材のアンプラントやヴェルニも定番ラインとして作られているので、ルイ・ヴィトンの本革製品をお探しの方は、参考にしてみてください!
素敵なルイ・ヴィトンの定番柄 モノグラム!
ルイ・ヴィトンを代表する柄 モノグラムはキャンバス・レザー・エナメルなど、様々な素材で作られているんですね!
違いを知ると、どの種類も欲しくなってしまいます…。お財布や鞄、アイテム毎に違う種類のモノグラムシリーズをコレクションしてみてはいかがでしょうか?