【根強い人気】ルイ・ヴィトンの定番柄とその種類とは!?ダミエ編!

ルイ・ヴィトン ダミエ豆知識
ルイ・ヴィトン ダミエ

憧れのハイブランドといえば『ルイ・ヴィトン』!世界ブランドランキング、ラグジュアリー部門で堂々の1位、ブランド価値は322億ドル以上と言われています。(2019年WPP調べ)

それもそのはず、ルイヴィトンのアイテムは軽くて丈夫、そのうえ飽きのこないデザインなので、実用性もしっかり兼ね備えているのです!そんな人気のルイ・ヴィトンといえばモノグラムダミエなど、ブランドを象徴するロゴや柄が印象的です。

今回はルイ・ヴィトンの定番柄ダミエについて解説していきたいと思います!

モノグラム編はこちら↓

【不滅の人気】ルイ・ヴィトンの定番柄とその種類とは!?モノグラム編!
ハイブランドといえばルイ・ヴィトン!中でも人気の高いモノグラムパターンの種類や素材について詳しく解説いたします!

モノグラムと並ぶルイ・ヴィトンの2大巨頭、ダミエ柄

ルイ・ヴィトンといえば『モノグラム』と『ダミエ』…どちらも根強い人気です。

モノグラムの方が歴史が長い、と思われがちなのですが、実はダミエの方が少し古いのです!ダミエは1888年、創業者ルイ・ヴィトンとジョルジュ・ヴィトン(ルイ・ヴィトンの息子にして2代目社長)により考案されました。 翌年パリ万博にダミエ柄のトランク(旅行カバン)を出品し、金賞を受賞。軽くて丈夫なトランクの代名詞として、ダミエ柄トランクは世界的に人気となりました。

ダミエ=日本の市松模様?

ダミエは日本の市松模様からインスピレーションを得て制作されたのではないか?と言われています。当時のヨーロッパはジャポニズムが流行中だったことや『モノグラム』柄は日本の家紋にインスパイアされてデザインされていることから、ダミエも…と思われる事が多いようです。

確かにフランス語で市松模様をダミエ(d’Amier)というのは本当です。しかし、残念ながら、ルイ・ヴィトンのダミエが日本の市松模様から影響を受けた、という根拠は未だ見つかっていません。

ダミエがモノグラムより新しいと思われる理由

そう言われても、ダミエって昔見た覚えないんだけどなぁ…と思われている方もいらっしゃるかもしれません。

実はダミエ柄、モノグラムが発表された1896年から100年間使われていなかったのです!

当時、ダミエは世界中で爆発的な人気を誇ったため、模倣品が各地で作られるようになってしまいました。模倣品の流通を防ぐために生み出されたのが『モノグラム』柄で、モノグラム柄の誕生と共に、ダミエは廃盤となってしまったのです。

そして1996年、モノグラム誕生100周年の記念復刻版として、シリアルナンバー入りの限定ダミエ柄アイテムが発売されました。シックなデザインが話題を呼び、ダミエ・エベヌとして再びルイ・ヴィトンの定番柄に仲間入りを果たしたのです。

ですので、ダミエ柄がルイ・ヴィトンの店頭に並ぶようになってから、まだ30年も経っていないという事ですね!

ルイ・ヴィトン『ダミエ柄』の種類とは?

ルイ・ヴィトン ダミエ・ジェアン
ルイ・ヴィトン ダミエ・ジェアン

ルイ・ヴィトンのダミエ柄は、歴史のあるブランドにとって大切なパターンなんですね。

ひとくちに『ダミエ』と言っても、カラーや素材によって様々な種類があります。昔はエナメル革製のダミエ・ヴェルニやデザインが革新的だったダミエ・ジェアンなどのシリーズがありましたが、現在では廃盤になっています。

比較的手に入りやすい、ダミエ柄の現行ラインをご紹介致します!

ダミエ・エベヌ

ルイ・ヴィトン ダミエ
ルイ・ヴィトン ダミエ

オリジナルのダミエの柄に最も近いブラウン系のダミエシリーズです。本革ではなく、モノグラム・キャンバスと同じく、塩ビコーティングされたダミエ・キャンバス地で作られています。

ちなみに、エベヌ(ébène)はフランス語で『黒檀』を意味します!

ダミエ・アズール

ルイ・ヴィトン アズール
ルイ・ヴィトン アズール

2006年の誕生以来エベヌと並んで根強い人気を誇るダミエ・アズール。イタリアのリゾート地「リベエラ」からインスパイアされた白とブルーの色味が特徴です。

アズールは爽やかなカラーで男女問わず使いやすいと、人気の商品です。

こちらもダミエ・キャンバスで作られているので、比較的取り扱いやすいのですが、どうしても黄ばみや色移りが気になりやすいカラーでもあります。

ちなみに、アズール(Azur)はフランス語で『紺碧』を意味します。

ダミエ・グラフィット

ルイ・ヴィトン ダミエ・グラフィット
ルイ・ヴィトン ダミエ・グラフィット

2008年に誕生したメンズ向けダミエ・キャンバスシリーズがダミエ・グラフィットです。グラフィット(Graphite)は『黒鉛』を意味する言葉ですが、その名の通り深みのある黒ベースのカラーが特徴です。

ダミエ・アンフィニ

ルイ・ヴィトン ダミエ・アンフィニ
ルイ・ヴィトン ダミエ・アンフィニ

グラフィットに続いて2011年に発表されたメンズラインのダミエ・アンフィニ。現行では唯一の本革使用という事もあり、絶大な支持を集めています。

フランス語で『無限』を意味するアンフィニ(Infini)と名付けられたラインなだけあり、丈夫で高級感漂うトリヨンレザーにダミエ柄を型押しでデザインしてあります。

メンズにも人気のルイ・ヴィトン ダミエ柄!

定番のダミエ・エベヌやアズールはもちろん、男性人気の高いアンフィニなど、ダミエにも様々な種類があるんですね!

廃盤になってしまったダミエ・ジェアンやヴェルニは今でも人気が高く、買取市場でも貴重なアイテムです。タンスの奥に眠っていないか…確認してみましょう!

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